大和ハウスリート投資法人が運用中のDPL北九州でZEB認証を取得したと発表しました。

ZEB認証取得物件

 ZEBは「先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物」と経済産業省では定義しています。

20220815DPL北九州A棟
物件名称:DPL北九州
所在地:福岡県北九州市小倉南区曽根北町5番14号
評価ランク:ZEB Ready

上記はA棟、こちらがB棟
20220815DPL北九州B棟

 大和ハウスリート投資法人が取得したのは「ZEB Ready」という評価で省エネで従来必要なエネルギーを50%減らしたということを意味しています。A棟、B棟で別々に取得しているというところも素晴らしいと思います。

また、合わせて運用中のDプロジェクト仙台泉Ⅱ、Dプロジェクト板橋新河岸ではBELS認証を取得したことを発表しています。

20220815Dプロジェクト仙台泉Ⅱ
物件名称:Dプロジェクト仙台泉Ⅱ
所在地:宮城県仙台市泉区明通2丁目9番地1
評価ランク:★★★★

20220815Dプロジェクト板橋新河岸
物件名称:Dプロジェクト板橋新河岸
所在地:東京都板橋区新河岸一丁目2番2号
評価ランク:★★★

 物流施設は新築で1テナントもしくは少数テナントであることや、SDGsの世界的な高まりを受けて一番適用しゆやすいアセットと言えますね。サスティナビリティ資格の評価も他アセットと比べると評価ランクが高く付きやすいということもポイントですね。グリーンローンやグリーンボンドを利用しやすいのである意味J-REITでは先行利益を得ているということもできると思います。