2022年8月15日にCREロジスティクスファンド投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,529円のところ3,577円で着地しました。
尚、利益超過分配金341円が含まれています。

NOIは徐々に上昇中
20220824CREロジスティクスファンド投資法人NOI推移
 2022年6月期は外部成長の動きはありませんでした。決算後ではありますが、2022年7月にロジスクエア狭山日高の準共有持分20%の追加取得を行いました。
 内部成長面についても大きな動きはありませんでした。2022年6月期末における保有20物件について、㈱シーアールイーと連携し、適切な管理運営のもと着実に運用を行っており、2022年6月期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持しています。
2021年12月期に既に2023年6月期契約期間満了のテナントはすべて増額で再契約済みであり、 2023年12月までに契約期間満了のテナントはすべて再契約済みの状況にもっていっているので一応、やることはやっているという状態です。コスト削減に取り組んでほしいところですが、チマチマ削減できる部分が物流施設だと難しいというところがあり、行える施策が無くなっている状況かと思います。これらの運用の結果、2022年6月期の運用実績として、営業収益は3,871百万円、営業利益は2,119百万円、経常利益は1,828百万円、当期純利益は1,827百万円となりました。
 前期に取得した物件分の固都税、減価償却費の反映により賃貸事業利益率は65.3%と前期と比べて3.1%減少しています。物流施設は土地建物割合の建物部分の割合が高いのでここは避けられない部分です。しかし、それでも相対的に高い賃料で入居してくれるテナントがいる物流施設は魅力ですね。


R&I、JCRからも格上げで着地
  
 CREロジスティクスファンド投資法人は財務戦略として、中長期的な収益の維持・向上を目的とし、安定的かつ健全な財務基盤を構築することを基本方針としています。投資法人は、長期賃貸借契約を中心に構成されるポートフォリオの特性に合わせ、LTVの水準及びマーケット環境を考慮しながら、希薄化に留意した上で新投資口発行を機動的に実施し、また主として長
期固定金利による借入金を活用することで、長期的安定性に重点を置いた財務運営を遂行します。また、投資法人のLTVの水準は45%程度とし、原則として50%を上限としています。
 2022年6月期の取り組みとしては2022年1月31日に既存借入金のリファイナンスに充当するため、㈱三井住友銀行他5行からグリーンローンとして総額3,680百万円の借入れを行いました。
また、2022年6月には30,000百万円の投資法人債の発行登録書の提出を行っています。投資法人の2022年6月期末時点の有利子負債残高は61,869百万円、2022年6月期末時点におけるLTVは43.9%となりました。2022年6月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:A、格付の見通し:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付の見通し:安定的