2022年8月17日にマリモ地方創生リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,815円のところ3,817円で着地しました。

レジデンスを中心に8棟を取得

 2022年6月期は外部成長として、2022年1月19日に以下のレジデンス4棟、オフィスビル3棟の取得(取得価格総額8,618百万円)を行いました。続いて2022年4月1日にスターシップ神戸学園都市(取得価格982百万円)の取得を行いました。また、2022年6月30日にアルティザ熊本新町(取得価額520百万円)の取得を発表しました。取得日は2022年7月5日となっているので2022年6月期の収益には反映されていません。

2022年1月19日取得物件

 アルティザ北通町(所在地:群馬県高崎市、取得価格780百万円)
 アルティザ水戸泉町(所在地:茨城県水戸市、取得価格609百万円)
 アルティザ小倉(所在地:福岡県北九州市、取得価格1,849百万円)
 アルティザ倉敷(所在地:岡山県倉敷市、取得価格590百万円)
 光明池アクト(所在地:大阪府堺市、取得価格2,040百万円)
 ビッグ・ビー東宿郷(所在地:栃木県宇都宮市、取得価格1,750百万円)
 池下ESビル(所在地:愛知県名古屋市、取得価格1,000百万円)

 2022年6月期においては、資産運用会社とプロパティマネジメント会社である㈱マリモの各拠点との一体的なプロパティマネジメント業務の推進を通じて、各地域の特色を踏まえたリーシング活動や個別物件の特性・稼働状況を踏まえたテナント募集条件の設定などを実践し、運用物件の安定した稼働及び、ダウンタイムの短縮に努めました。また、内部成長策の一環として、「アルティザ松本」での室内リフォーム工事(床材変更、間取変更等)を行い、契約賃料増加に向けて取り組みました。その結果、当期末における本投資法人の保有資産(39物件、取得価格の合計39,550百万円)の稼働率は98.0%、期中平均稼働率は97.7%となりました。上記の結果、2022年6月期の業績は、営業収益1,779百万円、営業利益841百万円、経常利益693百万円となり、当期純利益は692百万円となりました。


LTVは48~49%台でコントロールできている
20220827マリモ地方創生リート投資法人NAV倍率

 財務戦略は、中長期的に安定した資産運用基盤の構築、資産運用の効率化と財務体質の健全化を実現するための資金調達を行っています。資金の借入れについては、借入金返済期日の分散化、借入期間の長期化と借入金利の低下を念頭に置き、都市銀行、信託銀行及び各地域の特性を十分に理解した地域金融機関を含めた複数の金融機関によるバンクフォーメーションを維持するよう努めています。
 2022年6月期においては、上記8棟の取得に際し、2022年1月18日に一般公募による新投資口の発行により4,685百万円、2022年2月15日にオーバーアロットメントによる売出しに伴う第三者割当による新投資口の発行により170百万円の資金調達を行いました。また、2022年1月19日に長期借入金1,200百万円及び3,770百万円並びに短期借入金230百万円の借入れを行い、不動産信託受益権8件の取得及び関連費用の一部に充当しました。借入金のうち、2022年1月19日付にて借り入れた短期借入金(トランシェ8-C:借入金額230百万円)について、手元資金により2022年6月1日付で期限前返済を行いました。このほか2016年8月1日付にて借り入れた長期借
入金(トランシェD:借入残高1,342百万円)のうち、7百万円について2022年2月1日付で、また7百万円について2022年5月2日付で、手元資金により約定返済を行いました。この結果、2022年6月期末時点における借入金残高は、21,107百万円となり、LTVは49.0%となりました。

 8棟の大型取得によることや地方の利回りの高さも相まって、NAV倍率は1倍を切っているものの前期よりは微増しています。