2022年9月2日に野村不動産マスターファンド投資法人が新たにコミットメントライン契約を締結することを発表しました。

コミットメントライン設定の理由

 資産の取得、借入金の返済(投資法人債の償還を含みます。)及び敷金の返還等にあたり、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するため。

コミットメントライン設定契約の内容

 ①借入先:㈱三菱UFJ銀行、㈱三井住友銀行、㈱みずほ銀行、三井住友信託銀行㈱
 ②借入極度額:計40,000百万円
 ③契約締結予定日:2022年9月12日
 ④コミットメント開始日:2022年9月20日
 ⑤コミットメント終了日:2023年9月19日
 ⑥担保の有無:無担保無保証
 ⑦資金使途:不動産・信託受益権の取得資金及びこれに関連する諸費用等の支払、借入金の返済(投資法人債の償還を含む。)並びに敷金の返還等

 従来からこの4行とのコミットメントライン契約の締結を行っているのですが、期限延長で簡単な契約を巻くのではなく、わざわざ新規に巻き直しているのかもしれません。別に締結しているコミットメントライン契約として10,000百万円があるので合計50,000百万円のコミットメントラインのまま金額に変更は無いということです。

 2022年9月5日にジャパンリアルエステイト投資法人が新たにコミットメントライン契約を締結することを発表しました。

延長コミットメントライン契約の内容

 ①借入先:㈱三菱UFJ銀行、㈱みずほ銀行、三井住友信託銀行㈱
 ②借入極度額:計600,000百万円
 ③契約締結予定日:2018年9月20日
 ④コミットメント開始日:2022年9月20日
 ⑤コミットメント終了日:2023年9月19日
 ⑥担保の有無:無担保無保証
 ⑦資金使途:不特定資産の取得及び既存借⼊⾦の返済等にあたり、機動的かつ安定的な資金調手段の確保を目的とするもの。

 上記のジャパンリアルエステイト投資法人のように期限の延長のみにすれば期間だけの書面を巻くがけなので手間もかからず便利です。野村不動産マスターファンド投資法人のようにわざわざ契約を締結しなおすということは契約期間以外の点で変更があった可能性が高いということになります。参加金融機関は変わっていないので貸し出しに関する条件やコミットメントライン維持に支払う融資関連費用の金額に変更があった可能性が濃厚ということになります。