2022年9月14日にサムティ・レジデンシャル投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,020円のところ3,021円で着地しました。

地味に資産規模を拡大中

 2022年7月期においては、2022年2月に4件の不動産等(取得価格合計3,752百万円)を取得し、2022年2月に3件の不動産等(譲渡価格合計2,023百万円)及び2022年3月に「S-FORT上小田井」(譲渡価格864百万円)を譲渡しました。その結果、当期末における本投資法人の保有資産は159物件、取得価格の合計は147,605百万円となり、エリア別投資比率は、取得価格ベースで地方都市比率73.4%(主要地方都市46.8%、その他地方都市26.6%)、首都圏比率26.6%となりました。本投資法人は、地域の特徴や需要に合わせたリーシング活動並びに共用部や居室の改修等を進め、快適性、利便性、安全性等のユーザビリティの向上に取り組んでいます。大規模工事の実施にあたっては、サムティグループとの連携を図ることにより、コスト削減を実現しています。調整後賃料単価については、プロパティマネジメント会社と連携し、地域の特徴や需要を踏まえた賃料設定や礼金収受等に取り組んでおり、新型コロナウイルス感染症(変異株)の感染拡大の環境下においても引き続き堅調に推移しています。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は96.0%と安定的に推移しており、当期末における総賃貸可能面積は346,698.11㎡、稼働率は96.4%となっています。上記の結果、2022年7月期の業績は、営業収益5,408百万円、営業利益2,549百万円、経常利益2,136百万円となり、当期純利益は2,135百万円となりました。
 また、サステナビリティに関する取り組みとして、環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance)に配慮した取り組みを行うことが中長期的な顧客の利益の最大化に資するものであるという認識のもと、GRESBリアルエステイト評価の取得に向けて、資産運用会社において、「サステナビリティ方針」及び「サステナビリティ推進体制規程」に基づき、「省エネルギーに関するポリシー」、「温室効果ガス排出削減に関するポリシー」及び「EMS運用マニュアル」を制定する等、社内体制の整備等準備を進めています。


JCR格付けはA(安定的)に引き上げ
20220929サムティ・レジデンシャル投資法人NAV倍率

 サムティ・レジデンシャル投資法人の財務戦略は今後も、金利の動向や金融機関の融資姿勢等の金融環境を注視し、財務体質の健全性と収益の安定性に配慮した資金調達を行うとともに、サブスポンサーによるスポンサーサポートの活用により、安定的な資金調達体制の維持・拡大に努めます。借入金については、機動性を重視した短期借入金と、財務の安定性を企図した長期借入金を効率的に組み合わせ、最適な資金を調達します。また、新投資口の発行については、LTVの上限を60%と定め、物件取得等の資金需要、本投資法人の財務状況に応じて検討し、最適な財務基盤の構築を図っています。
 2022年7月期においては、2022年7月29日付にて、2022年7月31日返済期限の長期借入金(タームローン7-C)5,350百万円について、株式会社百五銀行、株式会社新生銀行及び株式会社香川銀行より長期借入金(タームローン20-A)2,000百万円、株式会社あおぞら銀行、株式会社肥後銀行、株式会社第四北越銀行及び第一生命保険株式会社より長期借入金(タームローン20-B)3,350百万円への借り換えを行いました。以上の結果、2022年7月期末時点における有利子負債残高は77,435百万円となり、LTVは49.8%となりました。2022年7月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A、格付の見通し:安定的