2022年9月16日に東海道リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,200円のところ3,170円で着地しました。
複数のスポンサーがいるが関りかたがわかっていないんじゃないか?
2022年7月期の外部成長は2022年1月31日に静岡マシンヤード(底地)(取得価格600)の取得を行いました。静岡マシンヤードは産業地域の豊富な企業ニーズを捕捉した東名高速道路のインターチェンジに隣接しており、好立地の希少な底地であることを特徴としています。テナントは、幅広く産業地域のニーズがあり、成長分野である土木・建築機械の賃貸(建機レンタル)企業で長期契約での安定キャッシュフロー享受できるとしています。なぜかCREの提案での取得というのが怪しいですが。CREもそんなに良い物件なら自身で運用するかCREロジスティクス投資法人に売却すればよい話ですからね。また、スポンサーSPCへの匿名組合出資も実行しまた。このSPCにはセントレアロジスティクスセンター(愛知県常滑市)という物流施設が運用されており、テナント数16で稼働率99.3%名古屋市内へのアクセスが良好な物流施設です。
管理・運用面は、2022年7月期において、運用資産9物件(取得価格合計30,930百万円)及び匿名組合出資持分1銘柄(出資額合計100百万円)を保有しています。なお、2022年7月期末日における運用資産9物件の総賃貸可能面積は223,253.57㎡、総賃貸面積は222,469.55㎡、
稼働率は99.6%でした。上記の運用の結果、2022年7月期の業績は、営業収益1,116百万円、営業利益622百万円、経常利益561百万円、当期純利益560百万円となりました。
㈱ヨシコンはメインスポンサーですが、中部電力ミライズ㈱、中部電力ミライズ㈱、木内建設㈱、静岡ガス㈱、鈴与建設㈱等複数のスポンサーがいるのですが、ほぼメインレンダーを張っている㈱静岡銀行以外、イマイチ関り方が分かっていないように感じます。しん
借入金シェアはみずほ銀行と静岡銀行がほぼ同額だが一応みずほをメインレンダーとしている
東海道リート投資法人の財務戦略は、中長期的に安定した資産運用基盤の構築、資産運用の効率化と財務体質の健全化を図り、外部成長を伴う新投資口発行を実施することで継続的な成長を企図します。かかる観点から、新投資口の発行は、同時に取得する運用資産の収益性、取得時期、LTV水準、有利子負債の返済計画等を総合的に勘案し、投資口価格及び新投資口の発行による持分割合の低下に配慮し、金融環境、不動産市況を踏まえて決定しています。
また、投資法人は、金利環境に応じて、借入の変動・固定割合を調整して借入れを行うものとします。そして、借入れについては、リファイナンスリスク低減のため返済期日の分散化、借入期間の長期化・借入金利の低下と固定化を目指しています。2022年7月期においては、期中に返済期日が到来した借入れの返済資金として2,600百万円の借入れ並びに既存借入金350百万円の期限前弁済を行いました。この結果、2022年7月時点における借入金残高は15,600百万円となり、LTVは45.6%となりました。
㈱静岡銀行はスポンサーでもあるのではっきりメインレンダーとなればよいのにみずほ銀行がさもメインレンダーかのごとく資料を作っているところが嫌らしいですね。㈱静岡銀行は経営が悪化したら速攻で逃げるタイプのレンダーでしょうね。
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