2022年11月25日にケネディクス商業リート投資法人がウニクス伊奈の追加取得を完了したと発表しました。今回はウニクス伊奈における未消化容積を活用した新たな建物(飲食店B棟)の取得となります。2017年1月16日に完了した飲食店A棟の増築に続く2件目の増築です。
飲食店棟の概要と当初プレスリリースとの差
②延床面積:666.57㎡
③構造及び規模:鉄骨造地上2階建て
④建築費総額:約169百万円→約172百万円
⑤取得資金:自己資金
⑥決済方法・支払時期:工事請負代金は2022年12月27日に支払い
⑦施工者:㈱伊佐建設、前田道路㈱
⑧完成日(取得日):2022年11月25日
⑨想定増加NOI:約16百万円
⑩増築の建築費総額に対する想定増加NOIにて算定される利回り:約9.6%→約9.5%
今後の見通し
追加取得による業績への影響は織り込み済みであり、2023年3月期(2022年10月1日~2023年3月31日)、2023年9月期(2023年4月1日~2023年9月30日)における運用状況の見通しに変更はありません
埼玉県の僻地の方なのでのすが地域のショッピングモールとしてリゾートやインバウンドの有無を問わず利用者は見込めそうですね。このプレスリリースに載っている写真がいつの写真かはわかりませんが。でもなんとなくあまりケネディクス好みの物件ではないのではないかというのが個人的な印象です。もっと都内に近いというか東京都内の商業施設を好むものと思っていました。もちろん地方の商業施設も運用しているのですが、開発まで行う必要性を感じないんですよね。SMFLグループに入ってから資産運用会社の方針が徐々に変わってきているのではないかと思います。
建築費用が増加しているのは建築資材の価格高騰の影響を受けたことによるものですね。取得価格がその分大きくなるのでNOI利回りは減少しています。NOIは変わりません。ケネディクスの社風としてが取得価格の増加なんか受け入れないタイプだと思います。建設会社には悪いですが、その分投資家としてはケネディクスの運用には信頼が置けます。すんなり取得価格の増加を受け入れてしまうのはやはりSMFLグループに入り「行儀」を求められるからだと思います。
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