2022年12月9日に三菱地所物流リート投資法人が運用中のロジポート川崎ベイでCASBEE不動産評価認証を取得したと発表しました。

評価取得の概要
20221212ロジポート川崎ベイ
 対象物件:ロジポート川崎ベイ
 所在地:神奈川県川崎市
 評価ランク:不動産Sランク
 評価書交付年月日:2022年12月9日

CASBEEの概要

 CASBEEは、建築物の環境性能を評価し格付けするもので、省エネルギーや省資源、リサイクル性能など環境負荷低減の側面に加え、景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評価するシステムです。CASBEEの特徴は、環境に配慮された建物が不動産価値に与える影響の度合いを測り、「①エネルギー/温暖化ガス」、「②水」、「③資源利用/安全」、「④生物多様性/敷地」及び「⑤屋内環境」という分類でそれぞれ評価項目が点数化され、評価結果は5段階(「S」、「A」、「B+」、「B」、「C」)で表示されます。

物件におけるサステナビリティへの取組み

 物件においては、全館LED照明や人感センサー等の採用により、使用電力量の低減を図っているほか、投資法人として初めて、屋根に設置されている太陽光パネルにより発電された電力を、施設内で使用される電力に充当する、再生可能エネルギーの自家消費スキームを導入する等、サステナビリティに配慮した施策を実施しています。

投資法人のサステナビリティへの取組み

 投資法人は、環境への配慮・社会貢献・ガバナンスの強化といった、社会の持続可能性(サステナビリティ)向上に取り組んでいくことが、上場投資法人として期待されている社会的責務であり、投資主価値の最大化を図る上でも不可欠であると考えています。こうした考え方を実践するため、環境負荷に配慮したエネルギー効率のよい施設への投資に努めるとともに、地域社会への貢献活動等、様々な取組みを積極的に行っています。

 三菱地所物流リート投資法人は現在24物件を運用していますがロジポート川崎ベイはその中でも旗艦物件という位置づけとなっています。2022年8月23日にはロジポート川崎ベイがBELS認証で★★★★★(ZEB評価ランク:ZEB)を取得しています。