2023年1月上旬のはじめと終わりは北・東日本を中心に冬型の気圧配置となり、10日は北海道で大雪となった所があった。2日から4日にかけては北海道を中心に強い寒気の影響を受けたため、旬平均気温は北日本で低かった。期間の中頃は冬型の気圧配置が緩み、西日本や沖縄・奄美では移動性高気圧に覆われる日もあった。このため、北・東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美では晴れた日が多く、旬間日照時間は北・東・西日本太平洋側と西日本日本海側でかなり多く、沖縄・奄美で多かった。旬間日照時間平年比は東日本太平洋側で122%と、1961年の統計開始以降、2004年と並んで1月上旬として最も多く、西日本太平洋側で143%、1961年の統計開始以降、1月上旬として最も多かった。旬降水量は北・東日本太平洋側でかなり少なく、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美で少なかった。北日本太平洋側の旬降水量平年比は17%と、1946年の統計開始以降、1月上旬として最も少なかった。
中旬は、冬型の気圧配置となった日が少なく、寒気の影響を受けにくかった。旬の前半を中心に暖かい空気に覆われやすかったため、旬平均気温は北・東・西日本でかなり高く、沖縄・奄美で高かった。旬平均気温平年差は東日本で+2.7℃と、1946年の統計開始以降、1月中旬として最も高かった。北・東日本日本海側と沖縄・奄美では高気圧に覆われて晴れた日があったため、中旬降水量は北日本日本海側でかなり少なく、旬間日照時間は北・東日本日本海側でかなり多かった。一方、北・東日本太平洋側と西日本では気圧の谷の影響を受けやすく、曇りや雨または雪の日が多かった。13日から14日にかけては前線を伴った低気圧が本州付近を通過した影響で西日本を中心にまとまった雨となった所があり、旬降水量は西日本日本海側でかなり多かった。
下旬は低気圧が日本海と本州南岸付近をたびたび通過し、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となった。このため、旬降水量は北・東・西日本日本海側で多く、旬間日照時間は北日本日本海側と東日本太平洋側で少なかったが、北日本太平洋側で多かった。一方、北・東日本太平洋側ではまとまった雨または雪とならなかったため、旬降水量は少なかった。また、沖縄・奄美では、下旬の終わりに高気圧に覆われて晴れた日があったため、旬間日照時間は多く、旬降水量は少なかった。旬の中頃は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の影響を受けたため、全国的に気温が平年を大きく下回り、旬平均気温は北・東・西日本でかなり低く、沖縄・奄美で低かった。四日市(三重県)では 25日の日最高気温が-1.6℃、26日の日最低気温が-8.9℃と、いずれも1966年6月の統計開始以降、通年で最も低くなるなど、各地で低温となった。また、日本海側を中心に太平洋側の一部でも交通機関等に影響が出るような大雪となった所があり、旬降雪量は西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり多かった。津山(岡山県)では24日の降雪の深さ日合計は44cmと、1953年の統計開始以降、通年で最も大きくなった。
平均気温
けやすかったため、気温の変動が大きくなりました。下旬の降雪量は西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり多くなりました下旬は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の影響を受けた時期があったため、下旬の降雪量は西日本日本海側と西日本太平洋側でかなり多くなりました。
降水量

2023年1月の降水量は北・東日本日本海側、北・東日本太平洋側、沖縄・奄美で少なかった一方、西日本日本海側で多くなりました高気圧に覆われやすい時期があったため、月降水量は・東日本日本海側、北・東日本太平洋側、沖縄・奄美で少なくなりました。一方、低気圧や前線の影響でまとまった雨となった日があったため、月降水量は西日本日本海側で多くなりました。
日照時間

2023年1月の日照時間は北・東・西日本日本海側、北・西日本太平洋側、沖縄・奄美で多くなりました高気圧に覆われやすい時期があったため、月間日照時間は北・東・西日本日本海側、北・西日本太平洋側、沖縄・奄美で多くなりました。
インフラファンドの2023年1月の発電実績
タカラレーベン・インフラ投資法人
物件数:42件
パネル出力:171.538MW
想定発電量:13,313,612kWh
発電電力量:12,372,325kWh
差異:▲941,287kWh
いちごグリーンインフラ投資法人
物件数:15件
パネル出力:29.43MW
想定発電量:2,068,037kWh
発電電力量:2,081,416kWh
差異:+13,378kWh
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
物件数:25件
パネル出力:183.97MW
想定発電量:12,250,510kWh
発電電力量:12,526,309kWh
差異:+275,799kWh
東京インフラ・エネルギー投資法人
物件数:23件
パネル出力:69.84MW
想定発電量:4,686,322kWh
発電電力量:4,581,589kWh
差異:▲104,733kWh
エネクス・インフラ投資法人
物件数:9件
パネル出力:155.53MW
想定発電量:9,889,925kWh
発電電力量:9,119,114kWh
差異:▲770,811kWh
ジャパン・インフラファンド投資法人
物件数:45件
パネル出力:152.82MW
想定発電量:9,246,349kWh
発電電力量:8,746,803kWh
差異:▲499,546kWh
九州に立地する発電所はやはり出力抑制を受けているのは相変わらずですが、かなり天候や雪によっても発電量が変わってしまうという点が差異が広がる原因です。差異が少ない(資産運用会社の予想通りに発電できる)発電所は瀬戸内海近辺、中国地方は割との安定しているということが分かります。
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