2023年3月17日にヘルスケア&メディカル投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,275円のところ3,557円で着地しました。

物件入替えで不動産ポートフォリオを強化
20230327ヘルスケア&メディカル投資法人賃貸事業利益推移
 2023年1月期は、2022年9月27日に譲渡価格1,450百万円にて「メディカル・リハビリホームボンセジュール小牧」を譲渡し、2022年9月30日に取得価格1,508百万円にて「ニチイホーム稲毛」を取得し、2022年11月10日に取得価格500百万円にて「はなことば追浜」を取得しました。 その結果、2023年1月期末の保有物件は48物件、総賃貸可能面積217,545.72㎡、稼働率100%となっています。 
 また、資産運用会社では、2018年9月に制定した「ESGに関する基本方針」を実践するために、2021年12月に「サステナビリティ推進体制規程」を制定するとともにESG委員会を設置しました。サステナビリティ推進活動の結果、投資法人はESG配慮を測る国際的なベンチマーク評価であるGRESBリアルエステイト評価の2022年調査において、5段階で格付されるGRESBレーティングで「1Star」を、またGRESB開示評価においては最上位の「Aレベル」をそれぞれ取得しています。資産運用会社は、投資法人の理念である「国民一人ひとりが安心して生き生きと生活できる社会」を実現するために、社会インフラとしてのヘルスケア施設の供給促進及びヘルスケア施設に特化したポートフォリオの構築を通じて、高齢社会への貢献と中長期的な投資主価値の最大化を目指しています。上記運用の結果、投資法人の2023年1月期の営業収益は2,632百万円、営業利益は1,453百万円、経常利益は1,279百万円、当期純利益は1,278百万円となりました。


1物件入替えをしたぐらいではインパクトは薄い

 財務戦略は、前期に続き中長期的に安定した収益の確保及び投資主価値の最大化を図るため、安定した財務基盤の構築を行うべく、金融市場の動向を踏まえつつ資金調達を行うとしています。特にデット・ファイナンスについては、返済時期の分散化や、LTVの上限を65%とすることで、安定的かつ柔軟なレバレッジ・コントロールを行います。また、スポンサーの1社である㈱三井住友銀行と資産運用会社の間で締結されたスポンサーサポート契約に基づき、同行よりファイナンスに関するアドバイスを受けながら、安定的なバンクフォーメーションを構築しています。
 2023年1期の動きは、「ニチイホーム稲毛」の取得資金及び取得に係る諸経費の一部に充当するため2022年9月30日付で500百万円の借入れを行い、2023年1月31日に返済期限が到来した借入金9,750百万円について借換えを実施しました。2023年1月期末時点での出資総額(純額)は37,601百万円、発行済投資口の総口数は359,500口、有利子負債は総額39,150百万円です。2023年1月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付の見通し:安定的