2023年7月28日にケネディクス・オフィス投資法人は、2023年9月以降順次、投資法人が保有する下記の10物件において、ケネディクスグループのケネディクス・グリーンエナジー㈱が調達・提供する再生可能エネルギー由来の電力プランへの切り替えを決定したと発表しました。

再生可能エネルギー由来の電力導入10物件

 ①KDX仙台ビル (所在地:宮城県仙台市、階数:地下1階付10階建)
 ②KDX晴海ビル (東京都中央区、地下1階付11階建)
 ③KDX飯田橋ビル (東京都新宿区、地下1階付8階建)
 ④KDX名古屋駅前ビル (愛知県名古屋市、地下2階付15階建)
 ⑤KDX横浜ビル (神奈川県横浜市、地下1階付11階建)
 ⑥KDX名古屋日銀前ビル (愛知県名古屋市、地下1階付10階建)
 ⑦KDX西新橋ビル (東京都港区、地下1階付11階建)
 ⑧銀座四丁目タワー (東京都中央区、地下1階付13階建)
 ⑨KDX仙台本町ビル (宮城県仙台市、地下1階付12階建)
 ⑩KDX江戸橋ビル (東京都中央区、地下1階付10階建)

 ケネディクス・グリーンエナジー㈱は、ケネディクスグループが運用する不動産に対する再生可能エネルギーの調達・提供を推進するために設立された会社です。再生可能エネルギー発電事業者との長期相対契約により、安定的な再生可能エネルギー由来の電力(一部、トラッキング付の非化石証書等による実質再生可能エネルギー由来の電力を含む)の調達・提供をを受けることになります。
20230803ケネディクス・グリーンエナジー㈱サービス図
 図のPPAとはPower Purchase Agreement の略称で、企業や自治体などの法人が発電事業者から再エネ電力を長期で購入する契約を表しています。ケネディクス・グリーンエナジー㈱が電力小売の取次事業者として、需要家の物件における消費電力相当の電力と環境価値を発電事業者から調達し需要家に供給する事業を「PPA事業」としています。

 ケネディクス・グリーンエナジー㈱はケネディクスグループの再エネのために設立された新電力の会社のようですね。設立されたのは2023年6月13日ということでスピードの早さを伺い知ることができます。ケネディクスグループはケネディクス・オフィス投資法人を始めオフィスビルや商業施設の運用をしているので、使用電力のデータがありますからある程度の需要が分かるので囲い込みやすいやり方だと思います。

 ケネディクス・オフィス投資法人のスポンサーでもあるケネディクス㈱はホームIoTを導入した新築戸建賃貸『Kolet(コレット)』において、㈱PinTが提供する実質再生可能エネルギー100%電力を導入しています。戸建の賃貸に需要があると見ているようでケネディクス・グリーンエナジー㈱は触手を伸ばそうとしている感じもあります。