レジデンス(住宅)は賃料を払うの人が「個人」(社宅扱いになっているものは除きます)です。
 皆さんは自分がもしマンションやアパートに引っ越すとしたらどのような条件で物件を探し
 ますか?。築年数が浅くて駅に一番近いエリアで探すのではないでしょうか。その後、払える
 賃料を考えながら駅から徒歩5分→駅から徒歩7分→駅から徒歩10分という考え方が一般的です。
 つまり物件のオーナーが誰であっても客付けを怠らなければスポンサーやAM会社のノウハウは
 必要ありません。
 個人が賃貸で住む場合は、仕事や学業に縛られる場合が多く物件・エリア自体に思い入れは
 無いため一度契約した入居者にサービスを施し賃料の上乗せを図ることが難しいのです。
 
 一方の個人も煩わしさを嫌い、放っておいて欲しいという意思があります。入居者として
 部屋を貸してもらう以外のサービス提供を望んでいないということです。
 つまりレジデンスの場合、入居者については放っておくしかないということです。
 でもこれは投資家にとっては良いことでもあります。理由の良くわからないバリューアップ工事
 物件の名称を変更するための費用を投資法人で負担させられる心配が非常に低いということです
 から投資法人の「ブランド化」に関するコスト分が分配金を回っていると考えれば良いのでは
 ないでしょうか。