2023年9月13日にイオンリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,350円のところ3,350円で着地しました。

安定した運用を継続し中期目標に向けた分配金成長を実現

 2023年7月期は、2023年2月に新投資口の発行と新規借入れによって調達した資金を活用し、地域社会の生活インフラ資産となっている「イオンモール和歌山」、「イオンモール都城駅前」の2物件(取得価額の合計21,300百万円)を取得し、着実な外部成長を続けた結果、資産規模は4,683億円にまで拡大しました。また、今後の外部成長の基盤をより強固とするため、2023年7月にユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社との間で「パイプラインサポート契約」及び「SCマネジメント契約」を締結しました。内部成長としては、「イオン茅ヶ崎中央ショッピングセンター」において、物件の機能性向上のために、正面入口及び施設2Fのフードコートエリアの床張替工事を行いました。また、「イオンモール盛岡」においては、2023年3月の当施設に隣接する新駅開業に合わせ、テナント誘致に必要な売場面積の拡大などリニューアルを段階的に実施している中、区画拡大に伴うシャッター設置工事等を行い、賃料増額を実現しました。このように借主(マスターレッシー)と協働のうえ、物件の競争力強化や、機能維持及び向上を目的とした投資も推進しています。
 サスティナビリティ対応については、物件に対する評価として、当期においては、「イオンモール和歌山」、「イオンモール加西北条」及び「イオンモール都城駅前」の合計3物件にてDBJ Green Building認証を新たに取得しました。また、合計4物件(DBJ Green Building認証3物件、CASBEE不動産評価認証1物件)で認証の再取得をしています。2023年7月期時点で保有物件の第三者認証取得率は、86.8%(総賃貸可能面積ベース)であり、DBJ Green Building認証が31物件、BELS認証物件が1物件、CASBEE不動産評価認証が4物件となっています。前記の運用の結果、2023年7月期の業績は、営業収益21,008百万円、営業利益7,970百万円、経常利益7,048百万円、当期純利益7,047百万円となりました。


資産規模の拡大と安定的なキャッシュフローが評価され、長期発行体格付の向上を実現
20230917イオンリート投資法人NOI推移

 資金調達の取り組みについてエクイティは、「イオンモール和歌山」、「イオンモール都城駅前」の2物件(取得価額の合計21,300百万円)の取得資金の一部に充当することを目的に、公募による新投資口 (75,700口)については2023年2月1日、第三者割当による新投資口(3,785口)については2023年2月21日を払込期日として、新投資口の追加発行を行いました。2023年7月期末の発行済投資口数は2,123,952口となっています。デッド面においては、2023年2月に取得した2物件の取得資金及び関連費用の一部に充当するため、2023年2月1日に 9,300百万円の借入れを行いました。投資法人の2023年7月期の有利子負債残高は188,400百万円であり、LTV44.8%です。2023年7月期の長期有利子負債比率(有利子負債合計に対する長期有利子負債(1年内返済予定の長期借入金を含みます。)の割合)は95.1%及び金利の固定化比率(有利子負債合計に対する金利支払いが固定化された有利子負債(金利スワップで固定化された有利子負債を含みます。)の割合)は92.8%であり、LTVとあわせて引き続き健全かつ保守的な財務体質を保持しています。財務基盤をより強固なものとするため、有利子負債の返済期限の分散化及び長期化に取り組んでいます。2023年7月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付の見通し:安定的