2016年7月13日に投資法人のユナイテッド・アーバン決算が発表されました。
当初の予想一口当たり2,950円のところ3,000円で着地しました。
 
 ユナイテッド・アーバンはオフィスやレジデンス、リテールも揃えた総合型のJ-REITです。まあ、オフィスが少し多めですが。ホテルや物流施設の購入も貪欲的です。それでもムーディーズの格付けはA3ポジティブを取得しており財務面も安定的な運用されている投資法人です。気づいたらDSCRが11%台に突入していました。
20160716ユナイテッドアーバン

 決算説明会資料の14ページ目は外部成長の推移が見れます。
 投資口価格も160,000~170,000円台を推移しているので買いやすいというところも大きな特徴かと思います。ただ残念なのは今後も分配金3,000円程度で推移しようとしています。もっと配当できる気もするのですがリテールのリニューアル工事を予定しているようなので妥当といったところです。リニューアル工事でどのくらいの変動賃料が見込めるかもご説明頂ければ有り難いですけどね

 また、合併し負ののれんを発生させた投資法人についてはもっと負ののれんの活用についてしっかり説明して頂きたいと思います。負ののれんで分配金を調節されてしまうと投資法人の購入した物件の良し悪しが解りにくくなってしまいます。物件の実力で配当した方がもっとAM会社の運用力が光りブランド構築にも役立つと思うのですが・・・