2016年6月決算投資法人のサスティナビリティの状況についてまとめました。

日本ビルファンド投資法人
 熊本震災の影響かは解りませんが、今期は地震計の設置、非常用発電機オイルタンクの増強
工事などテナント満足度向上より、震災対策についてのアピールが多くなっています。
 
GRESB調査
 2015年より最高位の「Green Star」の評価を取得

CASBEE評価認証
 評価S ★★★★★
  ゲートシティ大崎
 評価A ★★★★
  NBF豊洲ガーデンフロント

DBJ Green Building認証
 ★★★★評価
  NBF大崎ビル
  NBF豊洲キャナルフロント
  NBF豊洲ガーデンフロント
  リバーシティM-SQUARE
  NBF神田須田町ビル
  中之島セントラルタワー
  博多祇園M-SQUARE

トップレベル事業所
 準トップレベル事業所※審査内容に対する評価点70点以上
  ゲートシティ大崎
  三菱重工ビル
   パナソニック東京汐留ビル
「トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)」とは、 「地球温暖化の対策の推進
の程度が特に優れた事業所(優良特定地球温暖化対策 事業所)」として「知事が定める基準」
に適合すると知事が認めたとき、当該対象事業所の 削減義務率を地球温暖化の対策の程度に応
じて軽減する仕組みです。


日本プライムリアルティ投資法人
 2015年度には改正省エネ法の削減目標大きく下回るエネルギー使用量の削減を達成しました。
こちらも震災対応訓練の実施をアピールしております。
 
GRESB調査
 2015年より2年連続で最高位の「Green Star」の評価を取得

DBJ Green Building認証
 ★★★★評価
  新宿マインズタワー
  
 既に14棟の物件で認証を取得しています。大規模オフィスビルの場合は震災・環境対応が
テナント満足度の向上やブランド価値の構築が可能となるためサスティナビリティの取組に
積極的なところは評価できると思います。


ジャパンエクセレント投資法人
 ジャパンエクセレントもトップレベル事業所認定を受けた物件を所有しています。動きはやや
スローですが、この投資法人もサスティナビリティ政策に力を入れています。

GRESB調査
 2011年より継続的にベンチマーク調査に参加し2015年に最高位の「Green Star」の評価を取得

CASBEE評価認証
 評価S ★★★★★
  興和西新橋ビル

DBJ Green Building認証
 ★★★★評価
  赤坂インターシティ
  日石横浜ビル
 ★★★評価
  浜離宮インターシティ
  大森ベルポートD館
 ★★評価
  興和川崎西口ビル

トップレベル事業所
  赤坂インターシティ (2011年度認定)
  赤坂ガーデンシティ (2012年度認定)

  
MCUBS MidCity投資法人
 MCUBSMidCity投資法人もついにサスティナビリティ政策に取組み始めました。
2016年からGRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)の不動産事業者に 対する
環境対応調査に参加しています。
 評価出来る点は決算説説明会資料の10ページに環境パフォーマンスという項目で自ら計測した
電力使用量やCO2排出量を公開しています。
 
CASBEE不動産評価認証
 Aランク ・Gスクエア渋谷道玄坂  ・肥後橋MIDビル

DBJ Green Building認証
 ★★★評価
  ツイン 21
  松下IMPビル
  北浜MIDビル
  肥後橋MIDビル
   
産業ファンド投資法人
  AM会社のサスティナビリティ目標として太陽光パネル等の環境配慮設備を導入することで、
資産の利益率を向上を上げています。新しい取り組みに対して投資家の分配金にコミットする
アピールは非常に好感が持てますね。環境対策やエネルギー利用の効率化への取り組み等が評
価され、多くの認証・評価を取得しています。

GRESB調査
 2013年より3年連続で最高位の「Green Star」の評価を取得

CASBEE不動産評価認証
 Aランク IIF川崎サイエンスセンター
 B+ランク IIF広島ロジスティクスセンター IIF西宮ロジスティクスセンター

BELS評価取得
 ★★★★★評価
  IIF 横浜都筑ロジスティクスセンター
  IIF広島ロジスティクスセンター
  IIF西宮ロジスティクスセンター

DBJ Green Building認証
  ★★★★★評価
    IIF広島ロジスティクスセンター
  ★★★★評価
    IIF野田ロジスティクスセンター
    IIF越谷ロジスティクスセンター
    IIF鳥栖ロジスティクスセンター
    IIF神戸ロジスティクスセンター

フロンティア投資法人
 リテール系J-REITであるため、運用物件のららぽーとを中心に衣料支援プロジェクトを開始
しました。これはは、家庭で不用になった衣料品をグループの商業施設へ持ち込むとNPO法人
「日本救援衣料センター」を通じて救援衣料を必要とする人々へ寄贈する活動で、を2008年12月
より春と秋の年2回実施しています。

 テナントと投資法人のWinWinの関係を築くことのできるこのような戦略は事業としてもとても
面白くテナントの売上が上がれば変動賃料の物件である場合投資家にも分配金として跳ねてくる
でしょうから良いアイデアだと思います。

DBJ Green Building認証
 ★★★★★評価
  VIORO
 ★★★★評価
  イオンモール茨木
 ★★★評価
  イオンモールナゴヤドーム前

日本リート投資法人
 上場して日も浅いということもありサスティナビリティへの取組のアピールはまだありません。
環境・社会貢献・安全対策などある一定の規模が無ければ効果の薄いものであるためもう少し
資産規模を拡大してから検討されることになるかと思います。

マリモ地方創生リート投資法人
 上場して日も浅いということもありサスティナビリティへの取組のアピールはまだありません。
環境・社会貢献・安全対策などある一定の規模が無ければ効果の薄いものであるためもう少し
資産規模を拡大してから検討されることになるかと思います。

インヴィンシブル投資法人
 環境や社会貢献に使うお金はすべてスポンサーからの物件取得に回していると推察します。
ガバナンスを強化してしまったらスポンサーのごみ箱という立場が無くなるので、今後もサステ
ィナビリティに対する取組みは消極的と言わざるを得ません。