2016年10月31日に観光庁より2016年9月の宿泊旅行統計調査が公表されましたのでご紹介します。8月の2次報告と9月速報版がまとめられていますが9月速報版は第2次速報で数値が変更になる場合が多いのでご注意下さい。

延べ宿泊者数の推移-外国人旅行者にも変化

 9月の延べ宿泊者数は全体で4,184万人で、前年同月比▲5.0%でした。その内日本人の宿泊者数は3,660万人で外国人は524万人でした。前年同月比で見ると外国人の宿泊者数は増えているのですが、日本人の宿泊者が減っているのが今年の特徴です。また、外国人宿泊者の国籍についても変化があります。今まで多かった中国・台湾・韓国の旅行者が前年度よりも減少しマレーシア、インド、ベトナムからの旅行者が増えています。
20161108延べ宿泊数推移


客室稼働率の推移

 2016年9月の客室稼働率は全体で62.7%でした。施設タイプごとに見てみるとシティホテル80.7%、ビジネスホテル76.6%、リゾートホテル62.8%、旅館は39.3%です。やはり8月の行楽シーズンを終えたことにより、リゾートホテルや旅館は軒並み稼働率が低下しています。
20161108宿泊施設タイプ別稼働率推移

 2016年8月については大阪府では、リゾートホテル95.0% と全国で最も高い稼働率となり、その他、シティホテル92.1% 、ビジネスホテル88.0% と引き続き高い稼働率でした。また、京都ではシティホテル92.7% 、ビジネスホテル88.2%と全国で最も高い稼働率です。これで大阪府は更にこの旅行者を増やそうと民泊に対する法整備を進めていますので2017年度はより多くの旅行者が訪れそうです。

 九州地方では、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、鹿児島県の5県で前年同月差がプラスで
あり、九州地方全体では、64.5%で前年同月差0.3ポイントのプラスでした。