2023年2月期決算のJ-REITのNAV倍率、含み益、稼働率の推移を見ていきます。・NAV倍率 2023年2月はレンジでの動きの中、やや上値の重い展開が続きました。長期金利の上昇は重しになったものの、値ごろ感からの買いも入り、一進一退の動きが続いていましたが、その後は日銀
J-REIT分析
2023年2月期決算J-REIT分析②安全性指標
2023年2月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 有利子負債利子率は各投資法人とも引き続き減少傾向です。返済期限の分散化でCFを安定させようという動きが今のトレンドとなっています。金利よりもキャッシュの安全性を図ることが焦点となって
2023年2月期決算J-REIT分析①収益性指標
2023年2月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。オリックス不動産投資法人は空室区画の埋め戻しは、稼働重視のリーシングを行ったことで好転
2023年1月期決算J-REIT分析③その他の分析
2023年1月期決算のJ-REITのNAV倍率、含み益、稼働率の推移を見ていきます。・NAV倍率 2023年1月のJ-REIT市場は前半は売りが優勢になりました。米連邦準備理事会(FRB)の金融引締めによる米景気の減速懸念や、日銀が追加の金融緩和の修正に動くとの思わくがくすぶる中、長
2023年1月期決算J-REIT分析②安全性指標
2023年1月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 有利子負債利子率は各投資法人とも引き続き減少傾向です。全体的に金利上昇への耐性を確保するため、返済(償還)期限の分散を図ったうえで、有利子負債平均調達年限・高水準の固定金利比率の維
2023年1月期決算J-REIT分析①収益性指標
2023年1月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。全体的に増加傾向にあるものの、オフィス系J-REITではスターアジア不動産投資法人はかなり詳
2022年12月期決算J-REIT分析③その他の分析
2022年12月期決算のJ-REITのNAV倍率、含み益、稼働率の推移を見ていきます。・NAV倍率 2022年12月は、一旦売り込まれた後は一進一退の動きが続きました。米金融政策への警戒が根強い中、投資家心理が悪化し、売りに押されました。ただ、米雇用統計で労働市場の堅調さが示
2022年12月期決算J-REIT分析②安全性指標
2022年12月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 CREロジスティクスファンド投資法人は変動金利の導入により資金調達コストを適切にコントロールすることで支払利息負担が更に減少しています。言ったことがあるかもしれませんがCREロジスティ
2022年12月期決算J-REIT分析①収益性指標
2022年12月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。オフィスビルは空室率の上昇に一服感は見られるものの、今後の東京都心部を中心とした大量供
2022年11月期決算J-REIT分析③その他の分析
2022年11月期決算のJ-REITのNAV倍率、含み益、稼働率の推移を見ていきます。・NAV倍率 2022年11月はやや売りが優勢になりました。投資家心理が改善する中、東証REIT指数は11月1日には2,000ポイントを回復しました。ただ、利益確定売りが広がったことや、パウエル米連邦準
2022年11月期決算J-REIT分析②安全性指標
2022年11月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 アクティビア・プロパティーズ投資法人はLTVは46.4%となっており40%~50%の想定レンジ内でしっかりコントロールできています。資産入替えを主軸に外部成長を積極的に行うことで分配金の増加を
2022年11月期決算J-REIT分析①収益性指標
2022年9月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。ユナイテッド・アーバン投資法人はオフィスビルは苦戦どころか大苦戦していますね。賃料改定